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お客様の声

コンサル事例/2年半で2,000万円の赤字経営から1,700万円の黒字化に成功

株式会社AXIATE様

代表取締役 永井 夢維 様

 

株式会社AXIATE様は、九州で4年間継続して営業実績ナンバーワンを誇る営業代行業、通信業を営む会社さんです。

同社は、法人設立3年目から現在まで、九州で、ある部門の営業実績ナンバーワンを誇る会社さんですが、業界の常識の変化や前年までの経営状況からの変化により資金繰りに困窮。

コンサルティングを受け、2年で−2,000万円から+1,700万円の経営改善をされました。

本日はコンサルティングを受けるまでの経緯やこのような素晴らしい成果を生み出したポイント、その後の変化についてなどを永井社長にインタビューいたしました。

「なぜか資金繰りが苦しい」「金融機関から融資を断られた」そんな経営者にとってお役に立てる事例かと思います。

 

 

1. きっかけは銀行から融資を断られたこと

 

 ”銀行から借入は簡単だと思っていた”

平成30年7月13日に会社を設立し、1期目、2期目は節税をしても利益が残る経営状況でした。

協業先でもある知人から、「経営状態が芳しくないからお金を貸してほしい」という相談を受け一度は断ったものの、「銀行から借りて、それを貸してほしい」とさらにお願いされ、2社の銀行に相談に行ったら経営状況も良かったため、”待ってました”と言わんばかりの高待遇で、2週間後に合計4,000万円の借入ができました。

また、別の協業先の社長からバックヤードを雇ってほしいと言われ、運転資金として1,500万円の追加融資も借りました。

 

 ”コロナ禍を迎えて業界の常識の変化と、銀行からの衝撃的な一言”

3期目の時にコロナ最盛期を迎え、営業の評価基準が量から質へと変化しました。

それにより、思ったよりも売上・利益が伸びなかったこと、借入金の返済により資金繰りが急激に悪化し、銀行に追加融資の相談をしたところ、「貸付金があるから融資できません。貸付先から返済してもらってくだい」と言われて終わりでした。

決算書も読めなかったので、まさか貸しているお金が決算書に載っているなんて知らず、どうしたらいいかわからなかったときに石垣さんと出会いました。

 

 

2. コンサルティングを受けて−2,000万円から、2年で3,700万円のV字回復

 

なにがなんでも会社を良くしたいという思いで、令和4年4月、4期目も終わりに近づいてきた頃にコンサルティングを受けることにしました。

まずは、決算書も読めなかったので、決算書の読み方を1から教えてもらうことから始まり、やれることを一つずつやっていって、6期では1,700万円の黒字というV字回復をすることができました。

(単位:千円)

年度 令和元年6月 令和2年6月 令和3年6月 令和4年6月 令和5年6月 令和6年6月
売上高 78,000 160,000 197,000 200,000 196,000 245,000
営業利益 10,000 7,000 △19,000 △20,000 △8,000 17,000

※百万円未満切り捨て

 

 

3. V字回復するためにこだわったポイント

 

 ”隠し事はしないこと”

せっかくコンサルティングを受けるのであれば、石垣さんには絶対に隠し事はしないことを徹底しました。その結果、改善すべき点が明確になり、V字回復に繋がったと思います。

 

 ”分からないことは分からないって言うこと/とにかく勉強すること”

今まで習ったこともない財務のことを習っていくため、分からないことはそのままにせず、素直に分からないと伝えて、わかるまで反復して教えてもらいました。

 

だからこそ早く財務のことを理解できるようになり、追加融資が叶わなかった原因である貸付金も5期目で消すことができたと思います。

また、財務の勉強ももちろんですが、外部で行われいてる研修プログラムなども積極的に参加し、とにかく勉強することにもこだわりました。

 

 

4. 取り組んでよかったこと

 

 ”経営が楽しいと思えるようになった”

目指すべき経営が分かり、さらに、それを成し遂げるためにどんな決算書にしたらいいのか、自分の意思で決算書を作れるようになり、経営が楽しいと思えるようになりました。

今までは「やったことを正解にする力」があったように感じますが、今では正解の基準がわかったからこそ、「正解をやる」ようになりました。

 

 ”税金への解釈が良くなった”

コンサルティングを受ける前は利益が出ていたこともあって、税理士さんから言われたとおりに節税を意識したりしていました。

まさか納税への意識があがるとは思いませんでしたが、財務を学んだからこそ税金への解釈がよくなったと思います。

 

 

5. 今後の目標

 

 ”人を大事にする経営をする”

今、社員100名規模の会社にすることを目標としています。

特に財務状況を改善していく上で苦労したなと思うことはなかったんですが、今まで人を大事にすることは意識していたものの、私が無知が故に社員が退職してしまったことは結構きつかったんです。

だからこそ、これからはもっと人を大事にしていきたい。

従業員の平均年収600万円を目指して経営していきます。

 

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おわりに

永井社長は、とても前向きで社員さん思いの素晴らしい社長です。素直に学び続ける姿勢と、圧倒的な行動量が、2年間でのV字回復に繋がった最大の要因だと思います。

 

そして、本事例を見て「それほど経営状況が改善するのであれば話を聞いてみたい」と思われている経営者も多数いらっしゃることでしょう。

財務知識を学ぶだけでは資金繰りの改善、経営状況の改善はできません。どれだけ行動するかによって成果が変わります。

永井社長がそうだったように、改善点に気づき、圧倒的なスピードで行動するからこそ、早期の経営改善へ繋がるのです。

もし、この事例を読んで弊社の支援に興味を持たれた方は、ぜひお話しお聞かせください。

私たちがお伝えできるすべてのノウハウを包み隠さずにお伝えいたします。

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